これ一人旅女性にかなり不利なんですが、※
イランって日が暮れ始めてからが美しい。
夕暮れ時から心がじわーって感動し始める。
イランの方々、活動が朝からっていうより、昼からのイメージ。
日中そこそこ暑いですしね。
マーケットも朝10時頃から、ご飯屋さんとかも昼の12時からってとこがほとんどで、夜も歩いていても、お店開いているところも多い。
カンボジアは、マーケット早朝からで、夕方には閉まるお店が多くて、
カンボジアは朝方の国なんだなーと思った。
光がにじみでる、日が暮れ始めたイランの美しさご紹介します。
名もなき美しきモスク
夜、友達と合流して、ヤズド(ゾロアスター教の中心地)の町歩き。
本当に誰かといたら、変な人から声掛けられないから楽だ!
歩いていたら、ガイドブックに載ってない、名もなき美しいモスクを発見。
旅ってこういうことなんだよね!と友達と噛みしめた。
夜やのに、家族連れの方々多くて、子供も礼拝に来ていて、
夜遅くまで起きてるんやねと思った。
本当に、モスク日常的にあって、歩いていたら何モスクも出会えて、
1モスクあたりの人口数どんだけ?ってなった。
ほんまいちいちモスクいい。
ステンドグラスからの光のもれ方が、どれだけカラフルで美しかったことか
エスファハーンのイマーム広場
世界の半分と讃えられたエスファハーンにあるイマーム広場は、
世界遺産のモスクが2つもあって、美しい工芸品もお店も立ち並ぶ、芸術的な場所だ。
エスファハーンの中心にある湖に映し出されたモスクが美しすぎる。
そして、モスクと月の相性は最高だ!
女性はチャドル(黒い布)で体を覆っている方が多くて、
それって、モスクがカラフルだから、その青になじむためなのかなとこの写真を見て思った。
生活の橋
私は人々が生活している場面が好きで、
きっとこの旅で一番感動したところが、エスファファーンの川辺の橋。
これ、橋なんです。上からも下からも通れる。
下の洞窟みたいなところで、みんなで合唱してるんですよね。
パフォーマンスしてて、お金渡せばいいんかなと思ってたら、
本当に好きで歌ってるだけだった。
歌い始めるおじさんがいて、
それに連なって、男性たちが歌い始める。
誰が歌うかなんか決まっていなくて、自由で、
みんな観客であり、主役だった。
今まで見たことないスタイルですごく面白いし、感動した。
その場の空気がどれほど素敵だったか。
音楽っていいね。
私も一緒に歌いたかったけど、全然歌詞がわからなかった。
私が何か歌い始めれば良かったんかな。
あの橋のタラーラーラの音楽が今も頭で流れている。
※本当に素晴らしいイランですが、
私は、女性の一人旅で、いかがわしいイラン人男性によく話しかけられたので、お気をつけてください。
夜は一人で歩かない、人気がないところへはいかない、絶対についていかないようにしてください。