※本記事の内容は個人の見解です
※本記事は2017年に執筆されました
コンポンチャムでの旅。
マーケットに行こうと、自転車をこいでいると、
偶然、義足や車椅子のロゴと、日本とカンボジアの国旗が見えた。
その建物が、気になって、入ってみると、
施設長さんが出てきてくださり、ご丁寧にご案内いただいた。
※ここからは、私のつたない英語で得た情報となりますので、
実際と異なる部分があるかと思いますので、ご了承ください。
1986年から運営されている、コンポンチャムとトッボンフモン州?にお住まいの、
身体障がいを持つ人々のリハビリ、トレーニング、生活支援施設。
カンボジアで身体障がいを持つ理由は、
アクシデント(交通事故によるものなど)、ポリオ、先天性によるもの、など(他おっしゃっていたけど、単語が聞き取れなかった)
職業訓練、技術訓練もここでしているみたいで、その後マシーンリペアや、
食品加工?などの仕事に就くみたいです。
施設を利用される方は、日本の支援で作られた、ドミトリーで生活されている。
(男女別で、男性10名、女性15名位)
屋外にも屋内にもリハビリ施設がある。
車椅子や、義足、義手、そして、食事、帰省の費用などは、施設が負担して、
施設を利用される方はお金を払わなくても支援が受けられる。
日本だけでなく、世界各国からの支援がある。
プノンペン政府からの支援は20%で、他80%はドネーション
ご丁寧にご説明いただき、案内してくれた施設長さんが、
今は、みんな地元に帰っているから、
平日来なさい、そしたらよく分かるから。案内するから。
来る前連絡入れてくれたらいいから。
と言ってくれて、本当に優しい方だった。
仕事お休み頂いて、平日お邪魔させていただこう。
ブログに書いていいかい?カンボジアのこと伝えたいんだ、
アイムブロガーみたいなこと言って、
ハラハタブログ見せたら、いいですよ、いっぱい写真撮っていきなとご快諾いただいた。
私は、日本で障がい者支援をしていたこともあって、
東南アジアを旅している時に、車椅子もなくて、手で移動している人がいて、
日本だと、障がいを持っていたら国からの支援が受けられるのに、
こうも生まれた国で違うのかと衝撃を受けた。
プノンペンの街でも、障がいを持った人々自身が、寄付を集めている様子を毎日、目にする。
だから、障がいを持った方への支援というのは、ほとんどないのかと思っていた。
こういった施設が1986年からあることが驚きだった。
次の日、パゴダに行った。神の偶像の前に通常の寄付箱と、障がいを持った人の支援のための募金箱があった。ここに入れたら、届くのかなと思った。